![新社会人_疑問](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2019/04/スクリーンショット-2019-04-05-22.09.39-1-150x150.png)
会社でお客様をお迎えした後、部屋にご案内するまでのマナーがよくわからなくて…
![うさロング](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/07/スクリーンショット-2018-07-20-23.47.55-150x150.png)
社会人になるまでなかなか経験のないマナーですね。詳しく紹介していきましょう!
![](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2019/03/お客様案内.png)
「来客対応での印象は会社全体のイメージに直結する…」
そう言われると緊張やプレッシャーで不安になってしまいますね。
でも、基本的な案内の流れを把握していれば、自信を持ってお客様をご案内できるようになります。
もちろん、場数は大切ですが、まずは基本的な流れをマスターしましょう。
この記事では、来客対応の中でも、とりわけ案内のマナーについて解説していきます。
お客様をご案内するときの心得
来客対応というのは、お客様との初めての接点となる場面。あなたの対応ひとつで会社のイメージが決まると言っても過言ではありません。
お客様と担当者とのミーティングや商談を成功させるためにも、誠実な気持ちを込めた対応をするよう心がけましょう。
そこで、まず大切なことは、
明るい挨拶
です。
気持ちの良い挨拶は好印象を与えるための第一歩。
お客様の目を見て明るく、
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
本日はお越しいただきありがとうございます。
などと明るく挨拶をします。
その他にも心得ておきたいのは、
それでも、馴れ馴れしい態度は禁物です。
以上がお客様を案内するにあたって大切な4つのポイントです。
廊下・階段でのご案内の仕方
廊下を通って、階段へと案内する場面をイメージしてみましょう。廊下でのお客様のご案内は、
- お客様には廊下の中央を歩いていただく
- お客様の右斜め前2〜3歩先を歩く
- できるだけ背中やお尻を見せないよう半身で歩く
- 歩くペースは必ずお客様に合わせる
- 途中は適度に振り返ってお客様の状況を確認する
がポイントとなります。
さあ、廊下をご案内して階段の前まで来ました。
階段での案内について、一般的なマナーでは、
- 階段を上がるときは「お客様が先、案内人は後ろ」
- 下りるときは「案内人が先、お客様は後ろ」
と言われます。
ですが、ビジネスでの案内では、上り下りに関係なく、
案内人が先、お客様は後ろ
となります。
お客様を先導して案内する姿勢の表れですね。
具体的な案内の仕方は、
上り下りに応じて、
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
この階段を上った(下った)ところです。
などと声をかけます。
階段を上るときは、
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お先に失礼いたします。どうぞお足元にお気をつけください。
と声をかけて、先に階段を上り始めて案内します。
お客様には手すり側を歩いていただきます。
階段を下りるときは、
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
お先に失礼いたします。
と声をかけて、階段を下り始めて案内します。
階段でも、
半身を斜めに向けつつ歩調を合わせて歩きます
なお、方向やものを指し示すときは、
いずれの場合も、
手のひらを上に向け肘から下をまっすぐに伸ばし、指先をそろえるよう心がけましょう。
- 右側を指す場合は右手
- 左側を指す場合は左手
いずれの場合も、
手のひらを上に向け肘から下をまっすぐに伸ばし、指先をそろえるよう心がけましょう。
応接室から座席へのご案内
応接室の前に着いたら、![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
こちらでございます。
とドアを指し示します。
続けて、
トントントンと軽く3回ノックします。
ノックする理由は、今から入室しても良いのかを確認するためです。
また、ノックの回数は、ビジネスシーンでは3回が良いとされています。
また、ノックの回数は、ビジネスシーンでは3回が良いとされています。
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
お先に失礼いたします
と声をかけて会釈をしてからドアを開きます。
先に部屋へ入り、お客様に背を向けないようドアを押さえてから、
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
どうぞお入りください。
とお客様を招き入れます。
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
どうぞお入りください。
と声をかけてお客様に先に入っていただきます。
部屋に入ったらドアの方を向いて静かに閉めましょう。
その後、
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奥の席へどうぞ。
とお客様に上座をすすめ、
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
少々お待ちくださいませ。
と声をかけてから退室します。
退室するときはドアの手前でお客様の方を向き、
![若い女性 解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/11/スクリーンショット-2018-11-27-0.22.05-150x150.png)
失礼いたします。
と一礼してから静かにドアを開け閉めするようにしましょう。
なお、座席へのご案内は、
基本的には、
迷った時には、
入口から遠いソファ席や肘付きの椅子が上座
と思い出してくださいね。
席次のマナーについて簡単に紹介しましたが、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
↓↓↓
席次のマナー|会議室や応接室、丸テーブルなどではどうする?イラストでくわしく!
- 応接室か会議室か
- 部屋のレイアウトはどうか
基本的には、
- 入口からの距離
- ソファ(長椅子)かどうか
- 肘付き椅子か肘なし椅子か
迷った時には、
入口から遠いソファ席や肘付きの椅子が上座
と思い出してくださいね。
席次のマナーについて簡単に紹介しましたが、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
↓↓↓
席次のマナー|会議室や応接室、丸テーブルなどではどうする?イラストでくわしく!
まとめ
![新社会人_解決](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2019/04/スクリーンショット-2019-04-05-22.14.05-150x150.png)
お客様をお迎えした後、会議室や応接室までの案内の基本的な流れが把握できました!
![うさロング](https://the-right-manner.com/wp-content/uploads/2018/07/スクリーンショット-2018-07-20-23.47.55-150x150.png)
よかったです。頭でしっかり覚えたら、あとは実践あるのみですね!
まとめると、
案内にあたっては、
- 明るい挨拶
- 迅速さ
- 正確さ
- 丁寧さ
がポイント。
お客様を先導する意識を持って、
- 2〜3歩前を歩く
- お客様のペースに合わせる
- 背中やお尻をなるべく見せない
この3点も大切でした。
慣れないうちはプレッシャーも感じてしまいますが、慣れてしまえば大丈夫!
実践を重ねつつ何度もこの記事を思い出してくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考文献】
この記事では、以下の文献を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
この記事では、以下の文献を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
- 『入社1年目ビジネスマナーの教科書』(金森たかこ)<プレジデント社>