七草粥の七草がない！苦手！そんなときに代わりになる代用七草粥の作り方！

毎年１月７日に食べる七草粥

年末年始の飲食のしすぎで疲れた胃を癒し、

１年の健康を願って食べる行事食です。


健康にいいんだろうし、

昔ながらも行事も大切なんだけど…


青くさくてムリっ！！

という人も多いですよね。


実は、

七草にはいわゆる雑草が混じっています。

そのため、

「青くさくて、おいしくない」

と感じてしまう人が多いようです。


アク抜きをするという手もありますが、

どこまでいっても「雑草」を食べるのはつらい…


そんなあなたのために、この記事では

七草の代わりになる野菜で作る”七草粥”

を紹介しましょう。


もちろん、

七草がすぐに手に入らない！

そんなあなたにもおすすめですよ。

なお、こちらの記事は管理栄養士の資格を持つライターさんの監修です。

七草の代わりになる野菜とは？

まずは七草を確認します。


このように、実は、

七草は現代の雑草と野菜の混合チーム

ということがわかります。

セリ、かぶ、大根は野菜としてこのまま使用できそうですね。

セリは癖があるから好き嫌いが分かれるところですが、

ここでは、ひとまず野菜として考えましょう。

七草の栄養素

七草は年末年始で疲れた胃腸に優しい成分が含まれています。

つまり

その栄養を別の野菜で補うことができれば七草の代用になる

ということですね。


そこで、

日本食品標準成分表2015年度版（文部科学省）に記載されている、七草の主な栄養をご紹介しましょう。


ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザは食品成分表に記載がありません。
（いかにも雑草なナズナの記載があったことは驚きですが…。）


そこで、一般的に言われている効能から成分を逆算して考えてみましょう。


これらを総合して考えると、

抗酸化物質：一般的には、ビタミンA/C/E、ポリフェノールなど

などを多く含んだ野菜で代用できそうです。

七草の代用野菜

野菜は旬のものかどうかで栄養価が異なってきます。

なので、できれば、

栄養価の高い旬の野菜で代用したいところ。

そこで、


このような野菜を考えてみると、

以下のような候補があがってきます。


また、

たんぱく質を多く含む植物性食品は

大豆・大豆製品

が挙げられるので、

• 煮大豆
• 豆腐

などを少量入れてもいいですね。


七草であるカブや大根の葉っぱを含めてもいいですし、

これらの中からお好きな７種類で七草粥を作ると、

七草粥の栄養素を十分カバー可能です。

代用七草での七草粥の作り方

代用七草で七草粥を作りましょう。

使うのは土鍋…と言いたいところですが、

土鍋を持っていない人や簡潔に済ませたい人のために、

炊飯器での作り方

をご紹介します。





七草の「雑草」を使用しないので下茹しなくても青臭さが少ないです。

鶏がらスープの素を使用するので中華っぽくなりますが、

あっさりがお好みでしたら代わりに塩で味付けしてください。

まとめ

まとめると、

七草のうち、

・ナズナ
・ゴギョウ
・ハコベラ
・ホトケノザ

の４つはいわゆる雑草。


これらの栄養素や効能を分析すると、

・ビタミン、ミネラル
・抗酸化要素

が豊富な、旬の野菜を選べば十分七草に代用できます。


そんな旬の野菜たちは、

・小松菜
・ほうれん草
・水菜
・三つ葉
・白菜
・ネギ
・春菊


これらで七草の代用はバッチリですが、

さらに、植物性のタンパク質として、

・煮大豆
・豆腐

も加えると完璧です！


炊飯器を使った作り方は簡単なので、

材料とあわせて本文を確認してくださいね。




それでは最後までお読みいただきありがとうございました。