会社の同僚への結婚祝い

賛同された上司や先輩があわせて5人…


祝儀袋の表書きに5人全員の名前を書いていませんか?




複数のメンバーでお祝いする時、

祝儀袋の表書きには誰もが悩むもの。


そこで、この記事では、祝儀袋の書き方について

  • 上司や同僚と連名で書く場合
  • 会社名や部署名で書く場合
  • それぞれの中袋の書き方

などについて詳しく紹介していきます。



連名や会社名での祝儀袋の書き方

それでは、

  • 人数別の連名での書き方
  • 会社名や部署名での書き方

について見ていきましょう。

3名までの連名の場合

3名までの連名の場合は、①のように書くのが基本です。

  • 中心に職位の一番高い方の名前を書く
  • その左側に職位の順に名前を書く




イラストの例だと、

  • 佐藤さんは部長だから一番右
  • 鈴木さんは課長だから中央
  • 山田さんは役職のない一般社員だから一番左

ということになります。



また、近年では見た目のバランスを考え②のように書くことも増えてきました。

この場合も名前の順番の書き方は①と同じです。




といった具合ですね。


連名のメンバーの職位に差がない場合

50音順

で書くようにします。



続いて、

祝儀袋に宛名を書く場合

③のように名前の順番のルールが変わるので要注意です。




最も職位の高い方の名前が宛名に近くなるように書く

ことになります。

そのため、

基本の書き方とは名前の順番が逆

ですね。



4名以上の連名の場合

4名以上の連名の場合は、

  • 代表者の名前
  • 外一同(ほかいちどう)

のみを書きます。





一人一人の名前は⑤のように別紙(半紙など)に書いて、

中袋にお札と一緒に入れます。

住所も書いておくと、

新郎新婦が後日お礼状を準備する際に役立ちます。





名前の順番は表書きの時と同じで、

  • 職位の高い人ほど右側
  • 職位に差がない場合は50音順

です。

⑤のイラストの例では、

  • 佐藤部長が一番右
  • 鈴木課長はそのすぐ左
  • 残りの3人は一般社員なので50音順

に並んでいます。



会社や部署単位での連名

会社や部署単位での連名の場合は、

所属組織名 一同

という書き方をします。




所属組織全員からのご祝儀でない場合は、

有志一同

とします。





一人一人の名前については、

「4名以上の連名の場合」で紹介した通り、

別紙にして中袋に入れてください。



中袋の書き方

中袋の表側には

大字(だいじ)

を使って金額を書きましょう。

漢数字で書くことがマナー違反というわけではありませんが、大字で書くことにより改ざんなど、万一の事態を防ぐ目的があります。




【大字の例】
  • 1万円……金壱萬円
  • 2万円……金弐萬円
  • 3万円……金参萬円
  • 5万円……金伍萬円
  • 10万円…金拾萬円


中袋の裏側には、⑧のように、表書きと同じ書き方で名前を書きます。





中袋に金額、氏名の記入欄が設けられている場合は、それに従って書きます。

住所は別紙にして書くとよいですね。


記入欄が横書きの場合は、金額の数字は算用数字(1、2、3など)を使います。



祝儀袋を筆ペンで書いてみよう

ご祝儀袋の文字は、

  • 濃く
  • はっきり

と書くのが原則です。

祝儀袋をボールペンで書くのがマナー違反かについてはこちらで詳しく紹介しています。


そして、文字を濃く、はっきり書くために、

  • 毛筆
  • 筆ペン


がおすすめです。


ただ、書き慣れない毛筆や筆ペンはハードルが高いのも事実。


そこで、誰でも簡単に、

筆字用のなぞり書き練習用紙を作る方法

を紹介しましょう。


その方法は、

  • Wordなどに練習したい名前や住所を打ち込む
  • 文字は縦書き
  • フォントは『HGS行書体』のような筆字フォント
  • 文字色は薄い灰色に設定


これで印刷すればできあがりです!


自分で印刷するので、いくらでも練習できます。


ちなみに、おすすめの筆ペンは

ぺんてる筆(中字)


穂先が乱れず、インクが擦れることなく滑らかに書ける

というところがポイントです。


まとめ

祝儀袋の準備を頼まれたあなたもこれで大丈夫ですね。


この記事を読んで

「私にもできそう!」

と自信が湧いてきたのではないでしょうか。


大切な同僚へのご祝儀袋

祝福の思いを込めてしっかりと仕上げてみてください。


職場での渡す結婚式のご祝儀相場が気になるあなたはこちらの記事をどうぞ。
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結婚式のご祝儀相場!上司・同僚から贈るふさわしい金額とは?
(工事中)

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。