割り箸の割り方のマナーとコツ｜紙帯の外し方は？食後に折るのはNGってホント？

外食で使うことの多い割り箸…


でも、

あなたの割り箸の割り方

マナー違反になっていませんか？


実は、割り箸には、

・割り方のマナー

があるほか、

・割り方のコツ
・紙帯の外し方
・食後に折る折らない

など、奥深いものがあるんです。


そこでこの記事では、

割り箸にまつわる様々なマナーについて詳しくお伝えしていきます。

割り箸の正しい割り方とコツ｜紙帯の外し方も

まずは箸の部位の名称から。


となります。


さて、

割り箸の割り方でよく見かけるのが、

箸を立てて両手で左右に引いて割る


なかには、

箸を口に浅くくわえて片手で引いて割る

なんて人もいます。


でも、これらは

どちらもマナー違反！

です。


左右に引いて割る方法は、

割り箸を割るときに腕が左右に振れるため、

隣の席の人に肘打ちをする恐れ

があります。


口でくわえて割る方法に至っては…

言うまでもありませんね。


正しい割り箸の割り方は、

割り箸を縦でなく横向きにする

方法です。

そして、


のが美しい割り方なんですね。

きれいに割るコツ

美しい所作で割り箸を割ったのに、

ものすごく不均等に割れてしまった…



なんだか台無しな気分になりますよね。


どうせなら均等になるよう美しく割りましょう。

綺麗に割るコツは、


となりますが、

ポイントは下の手

です。


とにかくしっかり、動かないように。

そして、左手は「ゆっくり」が大切です。


こうすることで綺麗に割ることができるのと同時に、

音が小さくてすむためマナー向上にもつながります。


右手の固定と左手のゆっくりな動き、ぜひおうちで練習してみてください。

箸を巻く紙帯の外し方

少し高級な飲食店などで、

中央が紙で巻いてある箸を見たことはありませんか？



こちらの巻紙、つい破りたくなりますが、

破るのはマナー違反

です。


ましてや箸をクロスさせた勢いで破るなんてもってのほか！


いたってシンプルですが、外し方を確認しましょう。



外した巻紙は箸置きとして使ってもいいです。

ただ巻紙を使用しているような飲食店では箸置きが用意してあることが多いですね。

食後の割り箸のマナー｜折る？折らない？

食後の割り箸のマナーですが、

割り箸は折るべきか？

と迷うことがありますよね。


この食後の割り箸のマナーですが、

現代では折らないのが正解

です。


「現代は」としたのは、昔は折ること正しかったから。

昔、使用済みの箸には、

使っていた人の魂が宿る

とされていました。

そのため、その箸を他人が使うと災いが移ると考えられていたのです。


箸を折るのは、

・人に災いを移さないため
・箸を折って箸から魂を抜くため

だったんです。



一方現代…

飲食店などで使い終わった割り箸を折ると、

片付ける人がささくれで手を傷つける可能性があります。

そのため、折らないのがマナーとされているんです。


もちろん家庭でゴミとして扱う場合、

長いままだと邪魔になるので折るというのは問題ありません。



では、食べ終わった割り箸はどうすればいいのでしょうか。


食べ終わった割り箸は、

紙袋に戻すのがマナー。


箸先に着いた汚れを人様に見せないためです。


このとき、

紙袋を少し斜めになるよう半分に折り、折った袋に箸を入れます。


これで

「使用済みの割り箸です」という印になります。

まとめ

割り箸の使い方をまとめると…

割り箸を割るときは箸を横にします。


上手に割るコツは、

利き手で下をしっかり持って、反対の手で上をゆっくり引っ張ること。


食べ終わった割り箸は、もともと入っていた紙袋にもどします。

紙袋を斜め気味に半分に折っておくと、

「使用済み」の合図にもなりますよ。


簡単なマナーですが、周りの人や片付けをする人にとっても優しい所作です。

ぜひ身につけてくださいね。




それでは最後までお読みいただきありがとうございました。