お屠蘇の簡単な作り方｜ポイントは本みりんの割合！子供向けのノンアルコールも作れます

元旦に飲むお酒といえば

お屠蘇


家族で元気に新しい年を過ごせますように…

と願って元旦にいただくお酒ですね。


でも最近では、

お屠蘇をいただかない家庭や、

日本酒をお屠蘇代わりに飲む家庭も多くなりました。


今回は、だんだんなじみの薄くなっているお屠蘇を改めて知ってもらうため、

• お屠蘇の作り方
• ノンアルコールお屠蘇の作り方

を紹介していこうと思います。


とてもシンプルなので、

・飲んだことのない人
・作ったことのない人

でも簡単に作れますし、

・アルコールの苦手な人
・アルコールがまだ飲めない子供

でも大丈夫なお屠蘇の作り方もお伝えします。

お屠蘇の作り方

お屠蘇は、

大みそかの夜に仕込んで正月の朝に飲みます。


仕込むといっても大変な作業ではありません。

味の調整もできるので、ご家庭に合ったお屠蘇を作ってください。

お屠蘇初めて作ったし、味醂無いから砂糖で甘み加えたけど、中々味は良かった。薄い養命酒って感じかな。ガブガブ飲む感じではない。 pic.twitter.com/sMVDplHipP

— 藤原言比古安眞朝臣 ☣︎ བཞུགས་ཞིམ་རྒྱལ་ལོ། (@22ktfk_fdfr) January 1, 2018

※日本酒＋みりんの代わりに赤酒を使う地域もあります。詳しくは後で解説します。



いたってシンプルですね！




酒とみりんの割合は好みで変わります。

ポイントは

本みりんの使用

おいしさが違います！


みりんが入っているため甘口になりますが、

辛いお酒が苦手な人は砂糖を入れるとさらにまろやかになり、飲みやすいです。

また、

お酒がお好きな方は、

日本酒８割みりん２割

など、お好みで割合を変えてくださいね。

アルコールなしのお屠蘇の作り方

神社によっては、お正月にお屠蘇がふるまわれます。

昨今では車で参拝された方へ、

ノンアルコールのお屠蘇をふるまう神社もあるそうです。

飲酒運転の痛ましい事故が絶えない中では、自然な流れかもしれません。


ということで、ご家庭でも、

• 運転する人
• アルコールが苦手な人
• 子供用

にノンアルコールのお屠蘇を作ってみませんか？

年末に本みりん買ったら屠蘇散がついてきて、お屠蘇はみりんでもいいと初めて知った。煮切ってアルコール飛ばして屠蘇散浸けて、ノンアルお屠蘇にしました。我が家は下戸と幼児しかいないので、これ、良いなぁ。

味は、薬膳シロップって感じです。お湯割り美味い。

— 十味 はむ (@toomiham) January 1, 2018

みりんを飲むなんて…

と思われるかもしれませんが、

本みりんは室町時代、高級酒として人気でした。

現代でも高級な本みりんを愛飲する人は少なくないようです。

デザートワインぽい風味なのだとか。

まとめ

まとめると、

大みそかの夜に仕込んで正月の朝に飲む

ので、仕込みは簡単です。


日本酒＋みりん　300ml　（基本は1：1）

に、

屠蘇散　１袋

を入れて、

６時間寝かせば完成です。

また、

ノンアルコールお屠蘇は、

日本酒＋みりんを鍋に入れて３分間沸騰させてアルコールを飛ばす

これだけすれば作り方は同じ。


お屠蘇の作り方は難しくありませんね。

材料も手に入りやすいので、家族の健康を祈って、ぜひ大みそかに仕込んでみてください。




それでは最後までお読みいただきありがとうございました。