カメチキンカメチキン

CMの影響のせいか、最近会社でも「コミット」ってよく聞くようになったんですが…



うさロングうさロング

なんとなく意味はわかるけど、ちゃんとした意味ってよくわからなかったりしますよね^ ^







・業績にコミットしよう!
・改革実現に向けてコミットします!


と、最近やたらとコミットという言葉を耳にしますよね。

もしかしたら
「結果にコミットする」という名台詞を残した、あのCMの影響かもしれません…


ところで、このコミット、あなたは正しく意味を説明できますか?

管理人も雰囲気はわかるのですが、

残念ながら正しく意味を説明できる自信はありません…

「結果にコミット」と何度もCMで聞くわりには、なんとなくしか意味をわかってなかったんです。
(;^_^A


そこで、最近はやりのコミットを使いこなせるように、
  • コミットの意味
  • ビジネスでのコミットの使い方

  • などについて調べてみました。

    その内容を以下に紹介していきますね。


    この記事を読めば、あなたも「コミット」が使いこなせるようになること請け合い!

    なんて管理人は結果にコミットしちゃいます!



    コミットの意味

    コミットを辞書で調べてみると、

    大辞泉では、
    • かかわり合うこと。関係すること。「多くの知識人が運動にーした」
    • 約束すること。誓うこと。「問題解決を強くーする」
    • データベースにおいて、トランザクション処理が成功し、完了すること。
    と記載されています。

    ちなみに3つ目に関してはIT関連の専門用語となるため、少し他と毛色が違う意味になっています。

    後ほど、使い方や具体例で説明をするため、そちらを参考にしてくださいね。


    また、大辞林では、
    • 関係すること。参加すること。かかわり合うこと。 「ある団体にーする」
    • 任せること。委任すること。委託すること。
    驚いたことに、大辞泉と微妙に意味合いが異なります。

    いずれにしても、このコミットという言葉には、複数の定義があることがわかります。

    英語のコミットの意味

    ちなみに、英語のコミットの意味は、

    Weblio英和辞典
    委託する、引き渡す、ゆだねる、付する、(…に)身を任す、(審議のために)委員会に付託する、掛かり合いにさせる:、(責任上)引き受ける、(…を)約束する、約束する
    大辞泉や大辞林の内容を合わせたような意味で、語源からも非常に広い意味のある言葉ということが分かります。



    ビジネスシーンでの「コミット」

    辞書上、いろんな意味があるコミットですが、

    ビジネスシーンでは、主に、

    • 約束する、誓う
    • 関係する、かかわり合う

    と、2つの意味合いで使われる場合が多いです。


    例えば、

    「今年度の業績は200%アップをコミットする

    という場合、

    「今年度の業績は200%アップを約束する

    との意味になりますし、


    「来年度は、人事部門も好調な海外事業にコミットしていきたい

    という場合、

    「来年度は、人事部門も好調な海外事業にかかわっていきたい

    という意味になります。


    共通するニュアンスとしては、

    責任をもってかかわる、やり遂げる

    といったところです。

    CMでの「結果にコミットする」の意味




    こうしたビジネスシーンでの「コミット」の意味を踏まえると、

    某CMの結果にコミットするという言葉には、

    • 必ず結果を出すことを約束する
    • 結果を出すことに責任をもってかかわっていく

    といった意味が含まれるものと思われます。


    衝撃的なビフォー・アフターの映像といい、

    簡潔で力強いフレーズといい、このCMにはやられちゃいましたね。


    あ〜、ライザップでトレーニングすれば間違いなく結果が出るんだ!

    と、多くの人がそう思って入会したのではないでしょうか。

    うさロングうさロング

    2015年流行語大賞にノミネートされたものの、惜しくも大賞は逃しています!





    コミットの使い方と例文

    コミットの意味がわかったところで、その使い方と例文を紹介していきましょう。

    ビジネスシーンの場合

    ビジネスの世界では、先程お伝えしたように、強い意志を示すときに使うことになります。

    その最たる例が「結果にコミットする」ですが、他にはどのような使用例があるのでしょう。

    【使い方】
    • 今季は業績が悪い!来季は利益10%の実現をコミット(=約束)するぞ!
    • この仕事、私にコミットさせて(=かかわらせて)ください。必ず成功させます!
    • もっとこのプロジェクトにコミットして(=かかわって)もらわなきゃダメじゃないか。

    IT業界の場合

    辞書では「データベースのトランザクション処理が…」など見慣れない言葉で説明がされていますが、

    一言で言えば

    成功した処理を確定させる

    といった意味になります。


    身近な事例で説明すると…

    例えば、銀行ATMの暗証番号の入力

    これは、4桁の数字を入力しただけでは何も起きません。
    (=データベースの更新や削除が行われないということ)

    「確定」ボタンを押して初めて認証され、お金を引き出すことができるようになります。


    この確定ボタンを押すことによってなされるデータベース上での確定処理をコミットと考えてもらえばいいです。

    もし間違った暗証番号であった場合、不認証となって、もう一度、暗証番号の入力を促しますが、
    これはトランザクション失敗で、再入力の状態まで戻すことをロールバックといいます。

    【使い方】
    • データベース更新処理が正常に終了したためコミット処理を走らせます。
    • レコードのコミット時に何らかの問題が発生してデータベースが更新されていませんでした。
    • データ量が非常に多いため、コミット処理も時間を要してしまっています。



    まとめ

    カメチキンカメチキン

    コミットの意味がよくわかったので、これからは職場でガンガン使っていきます!



    うさロングうさロング

    大きく2つの意味があることを忘れず、しっかりと使い分けてくださいね。


    まとめると、

    ビジネスでよく使われるコミットの意味には、

    • 約束する、誓う
    • 関係する、かかわり合う

    の2つがあります。


    ニュアンスとしては、

    責任をもってかかわる、やり遂げる

    というものです。


    ビジネスのほかに、IT用語としても使われますが、かなり意味合いが異なるので注意です!


    使い方の具体例については、本文中の例文を参考にしてくださいね。


    それでは最後までお読みいただきありがとうございました。