カメチキンカメチキン

父の葬儀で弔電をいただいた方にお礼をしたいのですが、メールでお礼するのは失礼にあたるのでしょうか?



うさロング2

最近の考え方は少し変わってきているようですよ。説明していきましょう。







葬儀に際して弔電をいただいた方へ

メールでお礼するのは失礼?

なんて悩んでしまいますよね。


この記事では、
  • 弔電へのお礼をメールでするのはマナー違反か
  • メールでお礼する場合の文例(会社関係・友人関係別)
について紹介していきたいと思います。



弔電のお礼の基本

弔電をいただいたことに対するお礼は、

基本的に

礼状で行う

のがマナーです。


メールはもちろん、電話でもなく、礼状です。


そもそも、お礼の仕方については、その形式によって丁寧さが違ってきます。


丁寧な順に「>」を使って並べてみると、

直接会ってお礼 > 礼状でお礼 > 電話でお礼 > メールでお礼

となります。

なんとなくハードルが低くなっていくのがわかります。
(;^_^A


逆にハードルが高いからこそ丁寧ということでもあります。


ということで、ベストなのは直接会ってするお礼です。


ただ、実際には、直接お礼に回ることは現実的にむずかしいことから

礼状で行うお礼が基本と考えて良いでしょう。



メールでのお礼はマナー違反?

弔電のお礼を礼状ですべきとはいうものの、

礼状や電話で直接お礼を伝えるのは、少しハードルが高い…

と感じているからこそメールでのお礼を検討されているのだと思います。


お礼の仕方の基本を紹介しておきながらなんなんですが、

実は、最近はメールでお礼をするケースも増えています。


世間の生の声を一部紹介してみましょう。
↓↓↓




といった感じで、

現実にはメールでのお礼が結構あるんですね。


こうした状況を踏まえると、弔電のお礼をメールでしたからといって、

マナー違反とまではいえない

と判断して良い状況に変わってきているのは事実です。

ちなみに、メールでのお礼の丁寧な順が一番低い理由は、

そのハードルの低さに加えて、

相手に対して、お礼メールへ返信すべきかどうかを考えさせてしまうから。
(現に上記のツイートでも悩んでいらっしゃいますね。)

ただ、上記で紹介したように、メールでのお礼はかなり市民権をえつつあります。

礼状に対する返答などしないように、

お礼メールに対する返信も不要で、考える必要なんてない、との認識が広まれば、

メールでのお礼がますます一般的になっていくことでしょう。



お礼メールの文例

ということで、弔電のお礼メールも最近では許容される状況にあることがわかりました。

そこで、次に実際のお礼メールの文例について紹介していきましょう。


文例のポイントは、礼状と同じく、

  • 故人の名前を書く
    「亡父」「亡母」「亡父〇〇儀」「亡母〇〇儀」など
  • お礼の言葉を書く
    忙しい中、弔電を送ってもらったことへのお礼
  • 葬儀が無事執り行われたこと
  • メールで失礼することのお詫び

などを盛り込みます。


また、本来、お礼状を書く場合は、

句読点を入れずに書くのがマナー

と言われていますが、

メールの場合はそもそも手紙を簡略化しているので、句読点は入れても問題ありません。

取引先など会社関係者へのメール文例

まずは、会社関係者へのメール文例を紹介しましょう。

後ほど紹介する友人とは違い、硬めの表現となっています。


件名:弔電のお礼

亡父兎山ロング儀、葬儀に際しましては、ご多用のところお心のこもったご弔電をいただき、厚く御礼申し上げます。

おかげさまで葬儀も滞りなく執り行うことができました。

※亡父に代わりまして、生前に賜りましたご厚情に心より感謝申し上げます。

本来ならばお礼にお伺いすべきところですが、略儀ながらメールをもちまして御礼申し上げます。

※印のところは故人と弔電をいただいた方との関係により挿入・削除願います。

友人へのお礼メール文例

ここでは友人宛のメール文例を想定しています。

会社関係者の場合と骨格は同じですが、

表現は若干やわらかくしています。


件名:弔電の御礼

亡父兎山ロングの葬儀に際しましては、お忙しい中にもかかわらず、ご丁寧な弔電をいただきありがとうございました。

お陰さまで葬儀も滞りなく済ませることができました。

本来であれば、伺ってお礼をお伝えすべきところですが、メールをもってご挨拶申し上げます。



お礼メールを送る時期

弔電へのお礼の気持ちを伝えるのは、できるだけ早い方が良いと言われています。

一般的には、

礼状で1週間以内

です。


礼状との手間を比較すると、

メールであれば

3〜4日以内

を目安にしましょう。



まとめ

カメチキンカメチキン

今回の私の場合はメールでお礼させていただきたいと思いますので文例を参考にします。



うさロングうさロング

本文でも紹介したように、最近の傾向はメールでのお礼が多くなってきています。マナー違反とまでは言えないでしょう。


まとめると、

弔電のお礼メールは、

最近の傾向からマナー違反ではありません。


お礼メールを送るのは3〜4日以内を目安とし、

メール内容のポイントは、

  • 故人の名前を書く
  • お礼の言葉を書く
  • 葬儀が無事執り行われたこと
  • メールで失礼することのお詫び

でした。

文例は本文を参考にしてくださいね!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。