弔事の際に使われる香典袋

なかなか見る機会もないので、


水引の色などで香典袋の種類は違ってくるの?


と疑問に思ったりしますよね。




そこでこの記事では、香典袋の種類について

  • 水引の色
  • 包む金額による水引の使い分け
  • 宗教ごとの違い

などから、詳しく解説していきます。

広告


水引の色と宗教ごとの香典袋

弔事(お悔やみごと)に用いられる水引の色は主に

  • 黒白(黒銀の場合も)
  • 双銀
  • 双白

であり、どの色を使うかは宗教によって異なります。

各宗教共通


    水引の色:黒白双銀
    表書き:御霊前

(黒白)
(双銀)

仏教


    水引の色:黒白双銀
    表書き:御香典

(黒白)
(双銀)

神道


    水引の色:双白黒白双銀
    表書き:玉串料

(双白)
(黒白)
(双銀)

キリスト教


    水引の色:水引は不要(その代わり、十字架やユリの花がプリントされた袋を用いる場合も)
    表書き:御花料



なお、京都文化の息のかかった関西、北陸、四国では、黒白の水引の代わりに黄白の水引も用いられています。

皇室で使われる紅白(赤白ではない)の水引の紅が、限りなく黒に近い色であり、黒白の水引と区別しにくかった為、黄白の水引を使うようになったといわれています。

また、黄色は黒の次の尊い色とされているのも理由の一つです。

広告


包む金額と水引の関係

包む金額によっても、使うべき水引が変わってきます。

  • 黒白よりも双銀の方が格上
  • 水引の本数が多い方が格上

と覚えておきましょう。

包む金額香典袋の種類
5千円未満水引が印刷されているタイプ
5千円~3万円白黒、または双銀で水引が7~10本
3万円~5万円双銀、水引が10本以上
5万円以上豪華な水引のあしらわれたもの※

※豪華な水引は、結び方が装飾的で豪華なだけでなく、袋部分には檀紙が使われており高級感があります。

水引の結びの形とその意味

参考に、弔事で用いられる結びの形について紹介します。

弔事では

  • 結び切り(むすびきり)
  • 鮑結び(あわびむすび)

の2種類が用いられます。

特に使い分けはありません。

ただ、地域によってどちらが浸透しているかは違ってきますので、近隣の文具店などでよく売られているものを購入すると良いでしょう。

結び切り

本結び(ほんむすび)、真結び(まむすび)とも呼ばれます。

一度結ぶと簡単にはほどけないことから

一度きりの方がよいこと

に使われます。




香典袋のほか

  • 結婚祝いの祝儀袋
  • 快気祝いの祝儀袋

などにも使われます。

鮑結び

淡路結び(あわじむすび)とも呼ばれます。

結び切り同様、一度結ぶと簡単にはほどけないことから、

基本的に

一度きりの方がよいこと

に使われる結び方です。




また、紐の両端を持って引っ張るとより強く結ばれることから、

  • 強い絆
  • 末永いお付き合い

を意味します。


そうしたこともあって、関西より西では、あらゆる慶事、弔事に共通して使われる結び方です。

まとめ

キリスト教の香典袋には水引がいらない

ということには注意したいですね。


宗教が分からない場合は、無難な選択として

各宗教共通で使える香典袋を使う

または、

葬儀会場に問い合わせて確認

しましょう。

間違っても、忙しくしている親族の方に問い合わせてはいけませんよ。


結び方に思いを込める『水引』。

大人のマナーとして知識を深めておきたいものですね。


なお、香典袋の書き方についてお困りの場合は、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてくださいね。
↓↓↓
https://the-right-manner.com/726.html


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

広告