若い女性 疑問

そろそろ両親が金婚式のはずなんですが年数の数え方がわからなくて…。お祝いの仕方や予算相場も教えていただきたいです。



うさロングうさロング

いつから数えるのか、何年目のお祝いなのか、わからないことありますよね。相場感やお祝いの仕方とあわせてお伝えしましょう。







夫婦が共に歩んできたそれまでの道のりを振り返り、お祝いする結婚記念日

その中でも、夫婦が長年月を歩んで到達できる金婚式は特別な日でもあります。


そんな金婚式ですが、

子や孫たちからのお祝いはどうすればよいのでしょうか?


この記事では、
  • 金婚式は何年目のお祝いか
  • お祝いの相場感
  • お祝いの仕方のアイディア
について紹介していきましょう。



金婚式の意味や数え方

金婚式(きんこんしき)とは

結婚50周年を祝う結婚記念日

のことですが、ここではもう少し詳しくその意味を解説します。

金婚式の意味

金婚式というのは、

長い年月を過ごしてきた夫婦を輝く金になぞらえてお祝いする結婚記念日

のことです。


金婚式の金にちなんで

・金杯などの金製品
・金のアクセサリー


などを贈りあって祝います。

金婚式の数え方

夫婦が結婚してから50周年、50回目の結婚記念日ということになります。

数え方は年齢と同じです。


例として1969年に結婚した夫婦の場合について考えてみます。

年齢と同じ数え方なので、金婚式は1969+50=2019年となります。

つまり、2019年に金婚式を迎えるのは、1969年に結婚した夫婦です。

逆に、今年は結婚何周年かを数えるなら、2019-1969=50となり50周年ということになります。


結婚記念日の数え方や記念日の種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
↓↓↓
結婚記念日の数え方と計算法|10周年はいつ?年数ごとの記念日名称と意味を一覧で!



金婚式のお祝い相場

結婚50周年という節目をお祝いする金婚式ですが、家族からのお祝いの予算はいくらぐらいが相場になるでしょうか。


実は、金婚式のお祝いについて、

明確な金額相場というものはありません。


というのも、結婚記念日というのは、子供がいるいないで誰がお祝いしてくれるのかも変わってきますし、結婚式のようなはっきりとした形式があるわけではないです。

そういう意味で、明確な金額相場がないというのもうなずけます。


一部のマナー関連書籍では、

1万円〜10万円が相場

と紹介されているものもありますが、金額の幅が広いのはこうした理由があるからです。


ただ、ネットの情報をリサーチしてみると、

3万円〜5万円程度(子どもが結婚している場合は1世帯として)

を相場と考えている場合が多いです。


両親が金婚式という世代の多くは子育て世代であることからも、こうした金額が妥当ですね。

実際、もうすぐ両親が金婚式を迎える管理人の世帯の感覚からしてもこの幅の金額なら納得がいきます。


もちろん、地域によっては、10万円をポンと包むのが相場となっているところもあるようなので、地域の相場感がある場合はそちらを優先してください。


3万円〜5万円程度と考えるとかなりの出費となりますが、50年目の結婚記念日を夫婦で迎えられるという希少さ、めでたさからすると、うなずける額なのではないでしょうか。


兄弟姉妹みんなで出し合うケースが多い?

金婚式は家族みんなでお祝いすることが多いので、

兄弟姉妹それぞれの予算を合わるケースもあります。

合わせればそれなりの金額(3万円〜5万円×人数分)になるので、ちょっとした豪華な食事や旅行などをプレゼントすることも可能になりますね。

うさロングうさロング

金額のばらつきが出て後々もめることがないよう、くれぐれも兄弟姉妹でよく話し合ってくださいね!





金婚式のお祝いの仕方のアイディア

先ほどお伝えしたように、結婚記念日のお祝いの仕方は、子供がいるいないでも違ってきます。

もちろん金婚式についても同様です。

なので、金婚式のお祝いの仕方も、これといった定型的なものがあるわけではなく、各夫婦、各家族、各地域において様々なものが考えられます。


ここでは両親の金婚式を子供や孫たちがお祝いするという場面について、お祝いの仕方のアイディアを紹介していきたいと思います。

食事会

定番なのが家族や親戚一同が集まっての食事会です。

外食ならホテルや日本料理店など、主役となる両親の好みや健康状態に合わせて場所を選ぶといいですね。

個室なら気兼ねなくみんなでゆったりとお祝いすることができます。

手作りのパーティー

お家でならゆっくりわいわいと気兼ねなく楽しむことができますし、両親の外出が難しい場合にも対応できます。

こちらのように、カラオケ屋さんのパーティールームを借りてお祝いするというのはいかがでしょうか。
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カラオケ好きの両親に美声を聞かせてもらいましょう!

旅行

金婚式の思い出作りに、旅行をプレゼントするという方法もあります。


両親そろって健康であれば、海外旅行や長年行ってみたかった場所への旅行なら大いに喜ばれるでしょう。

年齢的にも無理のない範囲で、近場の温泉旅行や、家族みんなで一緒に旅行を楽しむのもいいですね。

今すぐ実現が難しいようであれば、旅行券をプレゼントするという手もあります。



品物を贈る

金婚式のお祝いとして、やはり記念に残るものをプレゼントするのもいいですね。

お祝いと感謝の気持ちを込めて、こんな品々を一緒に贈るのはどうでしょう。


金にまつわるもの

やはり「金婚式」なので、金にちなんだ品物を選ぶといいでしょう。

高価なアクセサリーなどじゃなくても、予算に合った素敵な品物はたくさんあるので探してみてください。


例えば、金箔が施されたペアの湯飲み。
ありがたみもあってとてもステキですね。
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他にも夫婦ペアで使える食器や箸などで、ワンポイントでも金が入ったものがおすすめです。


写真、フォトアルバム

お祝いでみんなが集まったらぜひ記念写真を撮って、後日素敵なフォトフレームに入れてプレゼントするといいですね。

両親にちょっとおしゃれに変身してもらい、写真館で記念写真を撮るのも良い思い出になりそうです。

今までの思い出を振り返ったフォトアルバムを作ってプレゼントしても喜ばれるでしょう。


似顔絵

金婚式を迎える夫婦の他に子や孫など大勢で集まるが難しいこともありますよね。

全員そろった集合写真が撮りたいけれどなかなか難しい…

そんなケースでも、こんな風に別々の写真を元に全員集合した似顔絵をプロにお願いして描いてもらうことも可能です。
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もちろん、夫婦二人だけの似顔絵も、ふたりの好きなものやメッセージなどと共に描いてもらうのも素敵ですね。


やっぱり、お祝いに欠かせないのは花!
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生花のアレンジメントや、豪華な花束は喜ばれること間違いなしです。


生花は枯れてしまうから…というのであれば、プリザーブドフラワーがおすすめです。

お手入れもいらないので飾っておくだけで華やかにもなり、見るたびに思い出に浸ることもできます。


手作りのもの

お孫さんがおじいちゃんおばあちゃんへ、手作りのものをプレゼントするのはとても喜ばれると思います。


2人の似顔絵でもいいですし、肩たたき券お手伝い券なんていうのも微笑ましいですね。

記念に残すのであれば、額縁に入れたり、手作りするキットを使うのも手です。


こちらは似顔絵を描いたマグカップです。
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デコレーションケーキ

最近は物を持たない暮らしというものが注目されています。


特に高齢者の間では「終活」という流れで

・あまりものを持ちたくない
・プレゼントはいらない

というケースもあるかもしれません。


それならば、記念にもなって、食べたら消えてなくなる食べ物はどうでしょうか。

デコレーションケーキなら、見た目も豪華でもらったら嬉しいものですよね。
↓↓↓

最近は似顔絵ケーキなどもあるので、みんなでわいわいお祝いしながら食べるのも楽しい思い出になること間違いなしです!


手紙、メッセージカード、寄せ書き

品物を贈るときにぜひ添えたいのが、お祝いと感謝の気持ちを込めた手紙やメッセージカード。

日頃はなかなか伝えることができない気持ちをぜひ伝えましょう。

金婚式に贈るメッセージ例文についてはこちらの記事で詳しく紹介していますよ。
↓↓↓
工事中

また、家族みんなでの寄せ書きも記念になっていいですね。

現金の場合|のしの表書きは?

金婚式のお祝いを現金で包む場合ですが、

  • 水引:紅白の蝶結び、熨斗(のし)付き
  • 表書き:「御祝」「祝金婚式」

とします。

水引や熨斗についての詳細はこちらの記事でご確認くださいね。
↓↓↓
出産内祝いの熨斗(のし)紙の書き方!苗字はどうする?名前だけ書くのが正解?


まとめ

若い女性 解決

ありがとうございます!両親共70歳を超えましたがまだまだ元気なので、みんなで旅行というのもいいかもしれません。



うさロングうさロング

そうですね。ただ、結婚して50年ともなるとそれなりに年配のケースが多いですよね。体調も踏まえて両親に喜んでおらえるお祝いにしてくださいね!


まとめると

金婚式とは、結婚してから50年目の結婚記念日のこと。

お祝いの相場は、3〜5万円で考えておけば間違いありません。
兄弟姉妹で合わせる豪華になりますね。


お祝いの仕方は、子や孫たちが主体となって、
  • 食事会
  • 旅行をプレゼント
  • 記念の品をプレゼント
などすることが多いです。


本文にも書きましたが、夫婦そろって50年という長い年月を共に過ごし、共に元気で金婚式を迎えられるというのは、ある意味、奇跡的なことだと感じます。


祝う側としては、お祝いの金額よりも両親への敬意と感謝の気持ちを持ってお祝いすること、その気持ち自体が大切です。

両親が喜んでくれそうなお祝いの仕方をみんなで考えたり、子や孫みんなが集まってお祝いしてくれるということが何よりも思い出にもなり、一番喜ばれることでしょう。

この記事を参考に、素敵な金婚式にしてくださいね。


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。