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どうしてお正月に七草粥を食べるんでしょう?意味や由来が知りたくて。



うさロングうさロング

古い中国の時代に健康を願って食べ始めたのが起源と言われています。詳しく解説しましょう。



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子供にもわかりやすく伝えていきたいと思うんです。大切な日本の風習ですから。



うさロングうさロング

わかりやすく説明するので、ぜひお子さんと遠い昔に思いを馳せながら召し上がってくださいね。







お正月の暴飲暴食で弱ってしまった胃

七草粥はそんな弱った胃に優しくしみこみます。


胃をいたわってくれる七草粥

いったいいつの時代から、どんな由来で食べ始めたのでしょうか?


今回は、
  • 七草粥の意味や由来
  • 七草の効能
についてご紹介します。


さらに

子ども向けのわかりやすい説明もご紹介しますので、

家族で七草粥を食べながら、

先人の知恵に思いを駆せてくださいね。



七草粥の意味

年末年始、

ごちそうを食べる機会が多くなりますよね。


めでたい席ですから羽目を外して食べて飲んで、楽しみたい!

そんな気持ちもわかります。


でも楽しんでいる半面、

消化機能は常にフル稼働…


七草粥は、そんな疲れた胃腸を休ませ元気にしてくれます。

七草粥の材料に、胃腸に優しい食物がたくさん使用されているのはこのためです。


そのほかにも、

・無病息災や健康長寿を願って食べる
・冬に不足しがなちな青菜の栄養を補うために食べる


など、やはり健康を目的とした意味で食べられます。



七草粥の由来

七草粥を食べる1月7日

人日(じんじつ)の節句


七草粥はこの節句の行事としていただきます。



行事の由来は、古代中国にさかのぼります。

古代中国では、

1月7日は人を大切にする日、「人日」とされていました。

「人日の節句」の由来です。


その後、中国の唐の時代。

健康を願って「人日」に7種類の野菜を入れたとろみのある汁を飲む風習ができたようです。


一方日本では古くから、

新春に摘んだ若菜を食べる習慣がありました。


食べると「邪気を払って病気が退散する」と考えられていました。


平安時代に中国の風習が日本に伝わります。

そして次第に日本の風習と混ざって、

鎌倉時代ごろからお粥として食べるようになったようです。


江戸時代には五節句の一つ、

「人日の節句」として現在の七草粥となり、広まっていきました。



子ども向けの簡単でわかりやす説明は?

七草粥を食べながら、

あるいは、作りながら、

子どもさんと七草粥の意味について会話するのはいかがでしょうか。


例えば、


ママ会話

七草粥、知っている?七つのすごい葉っぱが入った、おかゆだよ



僕 会話2

おかゆ?



ママ会話

そうそう。とろとろのごはん。
お正月、いろんなおいしいものをたくさん食べたでしょ?



僕 会話2

ずっとお腹いっぱいだった



ママ会話

ずっと食べてると、お腹が疲れちゃうんだって。
だからお腹を元気にする七つの葉っぱが入ったおかゆを食べるんだよ。
お腹のお薬みたいだね



僕 会話2

へえ、すごいね








小学生ぐらいのお子さんなら、

もう少し詳しく由来について教えてあげるのもいいですね。


ママ会話

七草粥は、節句の食べ物だよ



僕 会話2

節句って何?」



ママ会話

1年に5回あって、人日(じんじつ)、桃(正確には上巳(じょうし))、端午(たんご)、七夕(しちせき)、重陽(ちょうよう)の5つだよ。



僕 会話2

それ、聞いたことある。じゃあ七草粥はどの節句なの?



ママ会話

七草粥は「人日」の節句。
大昔、中国と日本にあった習慣が日本で合体して、今の節句になったらしいよ。



僕 会話2

どういうこと?



ママ会話

まず「人日」の名前はね、中国から来たみたい。
中国では1月7日が「人を大切にする日」で、「人日」って呼ばれてたんだって。



僕 会話2

へえ



ママ会話

で、人日には健康を願って7種類の野菜の入ったどろどろのスープを飲んでたんだ。



僕 会話2

まずそう…



ママ会話

そうだね…。
日本でも「春の始まりに若菜を食べると病気が逃げていく」って古くから言われてたんだって。



僕 会話2

ふ〜ん



ママ会話

中国の文化が日本に来て、日本で一緒になって、江戸時代ごろに七草粥を食べる節句になったって言われるんだよ。



僕 納得

ママすご〜い!!



こんなふうに説明されてはどうでしょうか。



七草の種類と効果を知ろう

胃腸に優しい七草粥ですが、

どんな七草がどんな働きをするのかご紹介します。

七草の種類効能
せり解熱、整腸作用、健胃、免疫力向上、食欲増進
なずな解熱、利尿作用、便秘解消
ごぎょう咳やのどに効く
はこべら歯槽膿漏予防、鎮痛作用
ほとけのざ解毒・解熱作用、胃腸の働きを整える、整腸作用
すずな便秘解消、利尿作用、消化を助ける、免疫力向上
すずしろ食欲増進、利尿作用、解毒・殺菌作用



胃腸をいたわる効果のほかに、

風邪の症状にも嬉しい効果が期待できそうです。

うさロングうさロング

お正月明け、本格的に寒くなる季節にピッタリですね。




まとめ

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これで子ども達にも詳しく、わかりやすく説明ができそうです。



うさロングうさロング

よかったです。せっかくの日本の風習ですから楽しく会話しながらいただきましょう。


まとめると、

七草粥を食べる

1月7日は人日(じんじつ)の節句


中国の古い風習と日本の風習とが混ざって、

江戸時代には五節句の一つである

人日の節句に食する現在の七草粥となりました。


七草粥の由来をひも解くと、

冬の弱った体をいたわるために食べられていたことがわかります。

医療が発達していない時代だからこそ、

食べ物は今よりも健康に欠かせない要素だったんですね。


今でも日本人にとって七草粥は、

食べ過ぎ飲み過ぎの正月明けの私たちの胃腸をいたわってくれる優しいお粥です。

先人たちの知恵をいただく意味でも、子どもと食べて伝えていきたいですね。


そして、春の七草は

  • せり
  • なずな
  • ごぎょう
  • はこべら
  • ほとけのざ
  • すずな
  • すずしろ

でした。


さて、七草粥の意味や由来がわかったところで、

七草粥をより効果的に食すためのタイミングについても確認してみましょう。
↓↓↓
【2019年】七草粥はいつ食べる?いつまででもいい?タイミングは朝が正解?
(工事中)

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。