カメチキン
メールの書き出しがしっくりこなくて…。マナーと合わせてパターンに応じた例文を教えてもらえませんか?
うさロング
社内・社外宛メールで書き出しのマナーは異なりますよ。例文と合わせて詳しく解説していきましょう。
ビジネスメールの書き出しのマナー
社内宛と社外宛でどのような違いがあるのでしょうか。
また、
状況に応じたフレーズが出てこなくて悩んでしまう書き出しの挨拶。
パターン別にこなれた言い回しはあるのでしょうか。
この記事では
- 社内・社外宛のビジネスメールの書き出しのマナー
- パターン別の書き出しの挨拶
ビジネスメールの書き出しのマナー
手紙の書き出しでは、・拝啓
・謹啓
などを前文として付けます。
ですが、
簡潔さやわかりやすさが求められるビジネスメールでは省略します。
これは、社外宛、社内宛、いずれのメールでも同じです。
社外メールの書き出し
そして、社外宛のビジネスメールの書き出しは、亀田株式会社 製造部部長 兎山ロング様 <相手先>
いつもお世話になっております。<挨拶>
因幡株式会社 営業部 海鮫と申します。<自己紹介>
いつもお世話になっております。<挨拶>
因幡株式会社 営業部 海鮫と申します。<自己紹介>
というように、
- 相手先
- 挨拶
- 自己紹介
が基本となります。
「会社名 + 部署名 + 役職名 + 氏名 + 敬称」
と明記し、かつ、会社名を略さず記載すると
丁寧な印象を残すことができます。
初めての場合など、挨拶のパターン別例文については後ほど詳しく紹介します。
しっかりと自己紹介することは、ビジネスマナーの基本です。
うさロング
初めての場合は、部署名まで書くとより丁寧ですね。
書き出しの例文
それでは、書き出しのなかでも、悩ましいことの多い<挨拶>の例文
をシチュエーション別に紹介していきます。
通常の挨拶では、
- いつもお世話になっております。
- 平素よりお世話になっております。
- この度は、お世話になります。
- いつもご利用ありがとうございます。
- 毎度ありがとうございます。
などがあります。
もう少し丁寧な挨拶では、
- 常日頃、大変にお世話になり、ありがとうございます。
- いつもお心遣いをいただき、深く感謝申し上げます。
- いつもご愛顧を賜り、ありがとうございます。
などで、
さらに丁寧な挨拶では、
- 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
- 格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
- 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
などがあります。
社内メールの書き出し
社外メールとは違い、結論を先行させて、単刀直入に要件を伝えることが優先です。
なので、
- 相手先
は、TO、CCを見ればわかることから、
書く、書かないはいずれでもOK
また、基本的に、
- 挨拶
- 自己紹介
は不要です。
うさロング
ただ、社内ルールとして書き出しの挨拶を入れるところもありますので柔軟に対応してくださいね。
書き出しの例文
書き出しの挨拶が社内で一般化されている場合は、次のような挨拶を参考にしてください。
- お疲れさまです。
- お疲れさまでございます。
- おはようございます。
- こんにちは。
- いつもご指導ありがとうございます。
- ご苦労様です。
などです。
パターン別の書き出し挨拶例文
それではさまざまなパターン別に書き出しの挨拶を紹介していきましょう。- 追伸です。
- 何度も申し訳ございません。
- たびたび失礼いたします。
- 五月雨のメールで申し訳ございません。
- 失礼ながら重ねて申し上げます。
- 内容に追記がございましたので、再送させていただきます。
謝罪の気持ちを表現したほうが、丁寧な印象ですね。
- 早速のご連絡ありがとうございます。
- 早速のご対応感謝します。
- 早々のご返信、恐れ入ります。
感謝の気持ちを一言入れましょう。
電話で話した後のメールの場合
- 先ほどはお電話にて失礼しました。
- 先ほどのお電話では、大変ありがとうございました。
- 先ほどのお電話の件、メールにて回答させていただきます。
感謝の気持ちを伝えたり、電話の要件と一連であることを伝えたりします。
- お気持ちのこもったメール、ありがたく拝読いたしました。
- 本来であれば、こちらから先にご連絡をしなくてはならないところ、大変失礼いたしました。
こちらでは、感謝又は謝罪の気持ちを伝えます。
電話をしたが相手が留守だった場合
- 電話をいたしましたが、お留守でしたのでメールをお送りしております。
- ご不在のようでしたので、メールより失礼いたします。
電話をした経過など、状況を説明したほうがより親切ですね。
- 長文となることをお許しください。
- この後、少し長文になります。ご容赦願います。
長文となることを予告して、相手の時間を大切にしつつ、謝罪の気持ちを表現します。
まとめ
カメチキン
社内・社外での書き出しの使い分けがよくわかりました!
うさロング
こちらで紹介したのは一般的なルールです。社内でのルールを優先させてくださいね。
まとめると、
社外メールの書き出しは、
- 相手先(「会社名 + 部署名 + 役職名 + 氏名 + 敬称」)
- 挨拶
- 自己紹介(初めてのメールでは部署名まで)
が基本です。
社内メールでは、
結論を先行させて、単刀直入に要件を伝えることが優先
なので、一般的には、
- 相手先は書かなくても構わない
- 挨拶、自己紹介は不要
とされています。
その他、パターン別の書き出し挨拶については例文を参考にしてくださいね。
書き出しの基本的なマナーがわかったところで、
そんな悩みの解決にはこちらの記事です。
↓↓↓
【ビジネスメール】初めてや久しぶりの社外宛メール|書き出し例文をパターン別に!
それぞれの場合について、書き出し例文を詳しく紹介しています。
- 面識の相手に初めてメールする場合
- 久しぶりの相手にメールする場合
そんな悩みの解決にはこちらの記事です。
↓↓↓
【ビジネスメール】初めてや久しぶりの社外宛メール|書き出し例文をパターン別に!
それぞれの場合について、書き出し例文を詳しく紹介しています。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。