友人からのうれしい出産報告

落ち着いたら出産祝いを渡そうと思うんだけど


悩ましいのが出産祝いを渡す時期…


”落ち着いたら”っていったいいつ?

落ち着きすぎて時期を逃したなんてことにならない?


と心配は尽きないですよね。




そこでこの記事では

友人から出産祝いを渡す時期のマナー

について

  • お日柄のこと
  • 渡す時期を逃してしまった時の対応方法

など、気になることとあわせて紹介していきますね。



出産祝いを渡す時期

出産祝いを渡す時期の一般的なマナーは、

出産1週間後(退院後)〜1か月以内

とされています。


出産1週間後からとされているのは、

  • 出産直後は母子ともに落ち着かない状態
  • 出産直後の産婦を見舞うことができるのは身内かごく親しい人に限られる

という理由から。


また、

医療が発達したとはいえ、やはり出産には母子ともにリスクを抱えるもの…

そのため

  • 妊娠中の出産祝いも避けたほうがよい

とされていることにも注意が必要です。


一方、

出産後1か月以内とされるのは、

ママさんが

出産内祝いを贈る時期が出産後1か月〜2か月頃(お宮参りの時期)とされているから

です。


事実上、出産内祝いは出産祝いへのお返しの意味を兼ねていますので、

産後1か月を過ぎてからの出産祝いは

出産内祝いを準備しているママさんに余計な手間をかけてしまうことになる

というわけですね。


ひとまず、一般的なマナーとして覚えておきましょう。

出産祝いを渡すお日柄

今の時代では結婚式やお葬式くらいしか気にすることのなくなった六曜。


出産祝いを渡す時期と六曜を気にすることなんてまずないと思いますが

友人の中には日柄を気にする人もいるかもしれません。


なので、念のためこのような考え方もあるんだな

と、心の隅に置いておくといざという時の役にたつでしょう。

  • 先勝(せんしょう)
  • 友引(ともびき)
  • 先負(せんぶ)
  • 仏滅(ぶつめつ)
  • 大安(たいあん)
  • 赤口(しゃっこう)

の6つうち、

  • 1日中が吉の大安
  • 午前と午後は吉、正午は凶の先負

のいずれかなら六曜的なお日柄としては大丈夫です。


なお、六曜のカレンダーはこちらをご覧ください。



友人から渡す時期

出産後の早い段階からでも

ママさんや赤ちゃんに会える身内とは違い、

友人同士だと1か月以内に出産祝いを渡すことが現実的に困難なこともあります。


特に、

友人宅を訪問して出産祝いを渡したい

という場合になると、なおさら1か月というのは難しいです。


そこで、現実的な選択肢として

出産後3か月までを目安に自宅を訪問してお祝いを渡す

のはありだと思います。


出産後退院して、病院や実家から自宅に帰った後

赤ちゃんとの生活に慣れ出す頃がちょうど3か月頃ではないでしょうか。


その頃に赤ちゃんにも会わせてもらいながらお祝いを渡します。


実際、世間的にも、産後3か月程度までの出産祝いは非常識とはされていません。



もし赤ちゃん向けのプレゼントをこのタイミングで渡す場合は、

赤ちゃんの名前入りのものを渡すようにしましょう。


ママさんの出産内祝いの関係で負担をかけることが気になるなら

お返しなしで

と伝えて渡すといいですね。


もちろん金額の調整も必要になるでしょうが

友人同士の約束事にしてしまうとお互い気兼ねがなくなりますね。


出産祝いの金額相場気になるあなたはこちらの記事をどうぞ。
↓↓↓
出産祝いの金額相場!友人へのお祝いはどうする?返しなしなら?
(工事中)


当然ですが、

  • 遠方からのお祝い
  • 1か月以内にどうしても贈りたい

という場合は、郵送という手もありですね。


現金を贈る方法はこちらの記事を参考にしてくださいね。
↓↓↓
結婚式に出席しない時のお祝いはどうする?金額や渡すタイミングにマナーがあるってほんと?



渡す時期を逃してしまったら

落ち着くのを待ってたらいつの間にか3か月!

とか、

友人が出産したことを知らなかった!

水くさいなと思いつつも出産祝いはちゃんとしたい…

なんてこともありますよね。


そんな場合でも、先ほど紹介したように

出産後3か月くらいまでは出産祝いを贈ることはできます。


さらに、

もっと遅くなってしまったら…?

という場合は、

  • 初節句のお祝い
  • クリスマスプレゼント
  • お誕生祝い

  • など、”出産祝い”という名目ではなくなりますが、

    節目のお祝いと兼ねて出産祝いを渡す

    という方法もあるので、ぜひ検討してみてください。


    その際は、

    ご出産おめでとうございます。
    すぐにお祝いができず、大変失礼いたしました。
    心ばかりですが、お祝いの品をお送りいたします。

    ○○くんの1歳の誕生日おめでとうございます。
    出産のお祝いが遅れてしまい、大変失礼いたしました。
    心ばかりですが、1歳のお誕生日とご出産のお祝いを兼ねて、お祝いの品を贈らせていただきます。

    など、一言メッセージを添えてあげると丁寧ですね。
    (友人へのメッセージなのでもう少しくだけた感じにアレンジしてみてください。)

    まとめ

    ということで、

    友人に出産祝いを渡す時期についてまとめますと、

    一般的には

    産後1週間〜1か月


    現実的には

    産後3か月ぐらいがまで


    さらに遅れた場合は、

    出産祝いを兼ねた節目の時期


    に渡すといいですね。


    出産祝いの時期に遅れたからといって焦る必要はありません。

    基本的なマナーを踏まえつつ、柔軟に対応しましょう。


    何より大切なのは友人の出産をお祝いする気持ちですから。


    それでは最後までお読みいただきありがとうございました。