カメチキンカメチキン

正月の三が日を過ぎても「初詣」になるんでしょうか?



うさロングうさロング

初詣はいつまでに行けばいいかの問題ですね。詳しく紹介しましょう!







お正月番組を見ながらごろごろしていたら、

もう三が日は過ぎてしまった…。


今さら初詣に行くのは遅いよなあ…

ご利益も下がりそうだし…


なんて、

普段お疲れの社会人ならありえること。


ですが、

あなた、初詣を諦めるのはまだ早いですよ!


この記事では、
  • 初詣はいつまでか
  • お寺と神社で違うのか
という疑問にお答えしていきますね。



そもそも初詣の意味は?

いつまでに行けばいいのかを考えるにあたって、

まずは初詣の意味について学んでおきましょう。


みなさんご存知の通り、

初詣とは、

年が明けて初めてする神社やお寺へのお参り

をいいます。


この初詣、何のために行うかというと

  • 昨年のしあわせに感謝を捧げる
  • 新年が良い年になるようお願いする

という2つの目的のためです。


そして、この初詣は、

恵方参りが原型

であるといわれています。


恵方参りとは、

自分の住まいから見て、その年の恵方(縁起の良い方向)にある神社や寺院へお参りすると、特に福を得られる

という信仰です。


2019年の恵方はどこか!?
その答えはこちらに!!
↓↓↓
【初詣】神社参拝の意味と正しい参拝の仕方|神様に届く願い事の伝え方とは?



初詣はいつまでに行くべき?

初詣はいつまでに行けばいいか?

については、

実は、4種類も考え方があります。


その4種類とは、

  • 正月三が日
  • 松の内
  • 節分
  • いつ行ってもよい

といったもの。

では、それぞれの期日の詳しい理由をみていきましょう。

正月三が日

1月3日までの三が日は新年を祝賀する期間であるため、

この期間がベストなのは間違いないです。


ただ、この期間に初詣できないからこその悩みですが…

松の内

松の内とは、

お正月飾りの門松を飾る期間のこと


そして、この門松は、

歳神様が迷わず家に来るための目印のこと

で、

門松を飾っている間は歳神様が家にいらっしゃるとされており、

門松を片付けるまでには参拝したほうが良い

ともいわれています。


この松の内の期間は、

  • 関東1月7日まで
  • 関西1月15日まで

と地域差があります。


歳神様

歳神様は神道の神様のこと。

初日の出とともにやってきて、家々に実りと幸せをもたらすとされています。

その正体には諸説あって、

・色々な神様の集合体
・穀物神(農作物の神様)
・ご先祖様

などです。

そもそも、

お正月はこの歳神様をお祀りするためのもの

ともいわれています。


節分

初詣は、

節分の2月3日までに行けばいいと考える説

です。

旧正月(旧暦での正月)が節分の頃にあるため、

2月3日を目安に参拝を済ませたほうが良い

と考えています。

いつ行ってもよい

文字どおり、

年が明けて初めてする参拝が「初詣」

と考えて、

いつ行っても構わない

とする考え方です。

うさロングうさロング

これはなかなかの強気な考え方ですね!


結局いつまで?

ネット上の意見では、

初詣は松の内までと認識している方が多い

です。


実際、賑わいが集中するのもこの頃。


あなたがもし、初詣の

・参拝客でにぎわう参道
・お守りやおみくじの販売
・甘酒が振る舞われ、屋台が並ぶ

といった、初詣の活気ある雰囲気を味わいたいのなら、

遅くとも松の内までには参拝することをおすすめします。


ただ、先ほど紹介したように、

いつ行ってもよい

という考え方があるくらいなので、

多少

出遅れた!

と思っていても、

参拝したい気持ちがあるなら松の内を過ぎてもぜひ行きましょう!



ちなみに、松の内後半の1月4~7日(関東)は、

三が日に比べたら少し賑わいが落ち着きます。

・寒い中、長時間並ぶのが辛い
・子どもを連れていくので混雑を避けたい

といった事情がある方には向いていますよ!



いつまでに行くかはお寺と神社で違う?

これまでの説明は主に神社への初詣をイメージしていました。

ですが、なかにはお寺に初詣する方もいらっしゃるでしょう。

そうなると、

お寺と神社とで、いつまでに初詣に行くべきか違うのか?


気になりますよね


結論をいうと、

お寺と神社で違いはない

です。


なぜかというと、

明治時代に神仏判然令(=神道と仏教の分離を推し進める国の政策)が施行されるまでの長い間、

神仏習合という神道の信仰と仏教の信仰が混ざりあった状態が続いた歴史があり、

それは現代においても一部継承されているためです。

さきほど紹介した説では

・三が日
・松の内

といった、神道の用語で初詣の期間を表現していますが、

気にせず仏教でも共通の考え方でOKです。


まとめ

カメチキンカメチキン

まだまだ「初詣」は大丈夫だったんですね。さっそく参拝してきます!



うさロングうさロング

年始のけじめとして、早めに行くことをお勧めしますよ。


まとめると、

初詣はいつまでに行けばいいかは、

  • 正月三が日(1月3日まで)
  • 松の内(関東:1月7日まで 関西:15日まで など地域差あり)
  • 節分(2月3日まで)
  • いつ行ってもよい

と幅広い考え方がありますが、

年始の雰囲気が残るうちに参拝するなら

松の内がおすすめ

ですね。


神社でもお寺でも、いつまでが初詣かの考え方は同じ!

でした。


参拝したい気持ちがあるなら、
多少遅くなっても行った方が悔いも残らずいいですね。


一般的には、初詣は松の内までと考えられており、参拝客で賑わうのもこの期間。

うさロングうさロング

松の内は、家に幸せをもたらすという歳神様が身近にいる期間なので、御利益UPも期待できるかも!?


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。