祝儀袋の表書きや中袋を書きあげたし

新札も準備できた!


あとは

お札を入れて封するだけ!


…と、そのお金の入れ方や封について

ちゃんとマナーをおさえてますか?




この記事では、中袋のお金にまつわる2つの疑問

  • 中袋へのお札の正しい入れ方や向き
  • 中袋の封筒にのりづけや封は必要か

についてお答えしていきます。


ご祝儀袋の完成まであと一息!

こちらの記事で最後のマナーを確認してくださいね。



中袋への正しいお札の入れ方と向き

事前に用意した新札を

お札に顔が印刷された面を表にして中袋に入れる

というのが正解です。


なぜなら、

  • 慶事(お祝い事)・・・お札の表(顔が印刷されている面)が表になるように入れる

  • 弔事(ご不幸)・・・お札を裏向きに入れる

というのがマナーだから。


ただし、

顔の部分を上側にするか下側にするかは決まってません





とはいうものの、

顔の部分を上側にしたほうが

お金を少し引き出しただけで顔も券面額も見える

というメリットがあるので、顔の部分を上側にして入れるほうがおすすめです。


お札は新札がいい?

慶事に贈るお金は、贈るほうも贈られるほうも

気持ちのよい新札がマナー

です。

そして、新札を確実に入手するなら銀行へ行って新札に両替してもらうのが一番。

前もって準備しておきましょう。


新札を確実に銀行で手に入れる方法はこちらの記事を確認してください。
↓↓↓
新札の両替を銀行のATMでする方法!口座がないときや手数料についてもくわしく!
(工事中)


新札とピン札の違いは?

新札とは、銀行から発行された後、まだ誰も使っていない新品のお札のこと。

ピン札とは、誰かが使った後だけれど、折り目がなくきれいなお札のこと。

新札とピン札の違い、ご存知でしたか?



中袋にのりづけや封は必要?

基本的に

のりづけはしないのがマナー

です。


というのも、

  • 大勢からご祝儀を頂いた場合、ひとつひとつ封を切るのが大変な作業になる
  • 封を「切る」、「破る」という行為は縁起が悪い

と考えられているから。


ただし、

ご祝儀が高額な場合

紛失を防ぐために封をすることはマナー違反ではありません。


ご祝儀袋の中には、のりづけの替わりにシールが付いているものもあります。

それを使えば切ったり破ったりはしなくて済むので良いですね。


ちなみに、

封筒の形の中袋が普及したのは近年においてのこと。

もともとは奉書紙などの紙でお金を包んでいました。

つまり、

のりづけは必要か?

という疑問は、現代的な疑問なのです。



また、のりづけが不要なことから、

当然ながら


「〆」や「寿」のような封じも書かないのがマナー


です。


これは、高額のご祝儀を包む場合にのりづけしたとしても

封を「切る」「破る」を避けるためにも書かないのが無難です。


以上、基本的には、

中袋にのりづけや封は必要ない

ということですが、

地域によっては封字を用いるところもありますので、

どうしても気になる方は身近な人に確認してみてください。


ご祝儀で封字を使う場合

もしも封字を使う必要がある場合は、

  • 結婚の場合は『寿』や『壽(寿の旧字体)』
  • それ以外なら『祝』や『賀』

といった字にすると『〆』より華やかになりますね。

まとめ

せっかく祝儀袋の表書きも中袋もしっかり書けたのなら

最後の最後、

お札の入れ方や封のマナー

についてもしっかり押さえておきたいですよね。


細かいことのようですが、

どのマナーも受け取る側への思いやりが根底にあります。

この記事を参考に、想いをこめたご祝儀袋を完成させて、気持ちよくお祝いしましょう。


念のため祝儀袋や中袋の書き方を確認しておきたい、というあなたはこちらの記事をどうぞ。
↓↓↓
【結婚祝い】ご祝儀袋と中袋の書き方!夫婦での連名や子供の分はどう書く?

祝儀袋の中袋の金額や住所の書き方!ボールペンで書いてもいいの?


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。