カメチキンカメチキン

今年の初詣こそ、神様にきちんとお願い事したいな〜



うさロングうさロング

初詣で神社参拝する意味から詳しく解説していきましょう!







新年の行事といえば初詣

家族や友人と毎年参拝している方も多いと思います。


しかし、これほど定着している行事でありながら、

・何のために
・どのように

参拝するのかと問われると…


う~ん何だっけ?


それではせっかくの願い事にも

神様がそっぽを向いてしまうかもしれません。


そこでこの記事では
  • 初詣の意味
  • 正しい参拝の仕方
  • 神様に届く願い事の伝え方
について詳しくご紹介していきます。



初詣の意味

みなさんご存知の通り、

初詣とは、

年が明けて初めてする参拝のこと

をいいます。


この初詣、何のために行うかというと

  • 昨年のしあわせに感謝を捧げる
  • 新年が良い年になるようお願いする

という2つの目的のためです。


初詣の起源には諸説ありますが、

恵方参り

が初詣の原型であるというのが有力です。


恵方参りとは、

自分の住まいから見て、

その年の恵方(縁起の良い方向)にある神社や寺院へお参りすると、

特に福を得られるという信仰です。


現代では廃れつつありますが、

「今年はどうしても叶えたい願いがあるんだ!」

という方は、起源に倣って恵方の神社へ参拝してみてはいかがでしょうか。


ご利益がUPするかもしれませんよ!


ちなみに、

2019年(平成31年)の恵方は東北東

となります。



神社の正しい参拝方法

初詣の参拝って

・鈴を鳴らして
・お賽銭入れて
・手を合わせる

これだけなんて思っていませんか?


実は、意外と奥が深いんです!


そもそも、

鳥居をくぐるところから

その所作に意味やマナーがあるんです。


参拝の大まかな流れを示すと、

  • 鳥居をくぐる
  • 手水舎(てみずや・ちょうずや)で身を清める
  • 正中を避けて参道を進む
  • 賽銭箱にお賽銭を入れる
  • 鈴を鳴らす
  • 礼拝

となります。

うさロングうさロング

大切なところなので順を追って詳しくご説明しますね。


鳥居をくぐる




鳥居は、

人間の世界と神様の世界を隔てる門のような存在です。

わき道から神社に入ってしまうと、

”不法侵入”

のような感じで、神様だって気分がよくないはず。


なので、

「お邪魔します」

という気持ちで、

きちんと鳥居をくぐって入ります。

手水舎(てみずや・ちょうずや)で身を清める

手水舎とは、

鳥居をくぐってすぐに見つかるこちらの写真のようなところです。



身の清め方にも手順があります。

①右手に柄杓を持って水を汲み、左手を洗う

②左手に柄杓を持って水を汲み、右手を洗う

③右手に柄杓を持って水を汲み、左手に水を注ぎ、口をゆすぐ


このとき、次に使う人のことを考えて

・柄杓に口は付けないこと
・口に含んだ水は、水盤には出さないこと

に気を付けましょう。


口に含んだ水は、

水盤の外の砂利の部分(排水部分)に、そっと出します。

④柄杓に残っている水で、口を付けた左手を洗う

⑤最後にもう一度水を汲み、柄杓自体を清め、元の場所に伏せる


水の入った柄杓を立てるようにし、水を柄の方に流しかけるようにして清めます。

正中を避けて参道を進む




参道の真ん中は神様が通る道である正中

と考えられていて、

正中を避けて進むのが丁寧な作法

といわれています。


この作法については、

・そもそも参道は正中を避けて作られている
・神道の儀式の流れを考えると、神様は参道を通らない

などの理由で否定的な見解もあります。


諸説ありますが、

そもそも神社への参拝は、

神様への感謝の気持ち

をお伝えしにいくためのもの

であれば、

できるだけ謙虚な態度を心がけるのが望ましい

と考えられるので、やはり、

中央を避けて謙虚に進むのが理にかなった参拝法

ではないでしょうか。


東京都神社庁HPでも

“正中を避けることは敬意を表す作法”

と紹介されていることにも合致します。


とはいえ、

実際は初詣の参拝客で込み合っている参道で、

正中を通る/通らないを選ぶことも出来ない状況が多いかと思います。

そんなときは周りの状況に合わせ、秩序を守った参拝ができることを優先してくださいね。



賽銭箱にお賽銭を入れる

神様へお納めするものなので、

乱暴に投げ入れるのではなく静かに入れるようにします。

お賽銭の金額や、詳しいマナーについてはこちらでご紹介していますよ。
↓↓↓
【初詣】お賽銭の金額はいくらがいい?語呂合わせがおすすめ?|やり方のマナーも!

鈴を鳴らす




鈴を鳴らすことで神様とつながる

といわれています。

鈴尾を2、3回ゆすって鳴らしてください。

礼拝

礼拝の方法は

二礼、二拍手、一礼

が基本です。

※神社によって異なる場合もあります。

①二回お辞儀をする(二礼)

神様への敬意を示すためのお辞儀です。

両手をふとももの前にあて、

膝に向かって滑らせるように下していき、

90度の深いお辞儀とします。

②二回拍手をする(二拍手)

拍手をすることで神様をお招きします。

右手を少し下にずらして打つのがポイント。

これは、神様と人がまだ一体になっていないことを示します。

③祈る

拍手の時はずらした指先をきちんと合わせ、祈りを捧げます。

指先を合わせることで人と神様が一体化するといわれています。

④一回お辞儀をする(一礼)

①と同様、90度の深いお辞儀をします。

神様をお見送りする意味があります。


少々細かいのすが、それぞれの所作の意味も考えながらやってみると、すんなり頭に入ってきますよ!



神様に届く願い事の伝え方

これまで紹介してきたお作法をきちんと守れば、

それだけでもご利益UPが期待できます。


ですが、それに加え、

以下のようなお願い事の伝え方をするとさらにGOOD!

うさロングうさロング

あなたの大願が叶っちゃう可能性がグッと高まりますよ!



【伝え方の流れ】
  • 名前と住所を伝える
  • 昨年の幸せや健康に感謝する
  • 誰かのためになる誓いを立てる
  • 願い事をする


    例:
  • ○○県○○市~~の佐藤花子です。
  • 昨年は大病もなく元気に過ごせました。ありがとうございます。
  • 今年から、身近にいる子供たちの為に読み聞かせボランティアに参加します。
  • どうか今年中に子宝に恵まれますように!


自分が得することばかり考えるのではなく

感謝と誓いを伝えるのがポイント

ですね。

そして、

・願いの内容は具体的に
・欲張らず
・1つに絞る

ことも大切です。



まとめ

カメチキンカメチキン

うわ〜っ!なんだかいますぐ初詣にいきたくなっちゃいました!



うさロングうさロング

くれぐれも神様には感謝をお伝えすることが1番。自分のことばかりではいけません。


まとめると、

初詣の意味は、

新年が良い年になるよう祈るだけでなく、

昨年の幸せや健康に感謝することが大切!


参拝の仕方については

ひとつひとつの動作に意味やマナーがあります。


そして、

神様へのお願い事は紹介した方法で

欲張らずに伝えましょう。


今まで、なんとな~くお正月の単なるイベントだった初詣

今年は厳かな気持ちで挑むことができるのではないでしょうか。


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。